スノーさんのブログ

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春は鶯。下手な鳴き方には訳があった !うぐいすさんの秘密。

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※2017年5月4日更新

 

早いもので今月、3月も残すところあと1週となりました。

もう来月からは4月です。いやー、春ですよ、春。桜もちらほら咲いている所もありますね。私が住んでいる場所も早く咲き始める桜があります。
 
 
春と言えばうぐいす。
 
 
うぐいすと言えば春。
 

 

というぐらい、鶯の囀り(さえずり)を聴くと春の訪れを感じると共に、鶯の鳴き声(正確には囀り)は年中聴けるものではないので(レア度高めw)、ダブルで嬉しくなる瞬間でもあります。
 
 
 
春のラウンドガール
 
 
それはウグイス
 
 
 
と言ってももはや過言ではないでしょう。

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 まあ、うぐいすの別名は春告鳥(はるつげどり)とも言いますから、まさに春を告げる鳥
 
 
 
春のパイオニア(先駆者)
 
 
 
とも言えますね。
 
 
そんなイケてる(死語)うぐいすさんなんですが、私、ちょうど2週間前くらいに今年初めてのうぐいすさんの囀りを聴いたんです。もうね、瞬間的に癒されましたよ。心がみるみる浄化されました。そして、春の訪れを毎年こんなに趣深く伝えてくれてありがとうって思いましたよ。
 
 
いや良いですね、テレビでもないネットでもない、自然の生の声から季節を感じるっていうのはやっぱりね。幸せ者です。
そして今朝5時台にまたうぐいすさんが囀っていて癒されたのでウグイスさんのことを書いてみようかな、と。
 

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うぐいすの囀りと言えば「ホーホケキョ♪」が定番のイメージですが、中には
 
 
「あれ? 今の音程おかしくね?」
 
 
と、ちょっとつっこみたくなるような囀りを皆さんの中には聴いたことがある人もいるかもしれません。
 
 
鳥って普通に鳴くよね。
それって本能だよね。
それが下手くそってどゆこと???
 
 
っと疑問を抱いた皆さん、
 
 
それは何故なのか
 
 
はい。今回ちゃんと調べましたよ。
 
ある程度のにわか知識は前からあったのですが、今回は記事にするにあたり一応踏み込んで調べましたw
 
まずあの「ホーホケキョ」、雄(オス)のみが囀るんです。ここで勘の良い方ならもうおわかりかと思うのですが、そうなんです。あの「ホーホケキョ」は、大きく言うと繁殖期間中の囀りなのです。大きく言うと、と言ったのは、調べ先によって「求愛」or「縄張り宣言」と2つの記述があった為、どちらかはっきり判らないので「繁殖期間中」と大きく括らせてもらいました。
なので、うぐいすの繁殖期間である春から夏にかけてあの「ホーホケキョ」を耳にするのです。
 
「春にはよくうぐいすの鳴き声聴くけど、それ以外って聴いたことないよなあ」というのはそういうことなのです。
うぐいすさんは春だけいてそれ以降はどこかに行っちゃうのかな? って思っていた方も、これで解決です。
 
 
ホケキョ以降の鳴き方は、囀りではなく「チャッチャッ」という地鳴きというのをしているらしいですから、私達素人はすぐ側でうぐいすさんが鳴いていてもそれがうぐいすさんとは気付きませんよねw
 
 
欺かれてた、、、
私達、、、
 
 
そして本題。
 
 
下手くそなうぐいすさんってどうしてなのよ?
 
 
この問題に関しては、理由が何パターンかあるんです。
ちなみに、うぐいすさんの囀りは本能で最初から綺麗に鳴けるものではありません。
 
 
1.まだ幼い鳥で、今囀りを一生懸命勉強中
2.自分にセンスがなく上手になれなかった
3.自分にセンスはあったのだが、お手本になる周りの大人のうぐいすさんが下手くそで、綺麗な囀りというものを知らずに終わった
4.1〜3の複合パターン
 
 
おわかりいただけただろうか?
 
 
3、悲しすぎるぜ、おい……。w←笑ってる
 
 
先生に、周りの環境に恵まれなかったうぐいすさんの悲劇。
 
ホケキョが下手くそなうぐいすさんには、こんなダークでむごい背景があったのでした。
 
 
というかこんなことがあっていいのでしょうか?w
 
 
人間社会にも教訓となるものがありますね。
環境は大丈夫か?
師匠・先生選びはちゃんとしろよ、とw
ヤバイ状況に気付かずそのまま行ったら結果もヤバくなるぞ、とw
 
環境って大事。
 
人を見る目、
現状を見る目、
自分を見る目、
いろいろひっくるめての環境、
 
本当に大事ですね。
いやはや、深い……。
 
 
今日はうぐいすさんのお陰でとても勉強になりましたね。
 
 

あなたは勘違いしている?

ここでふと思ったのですが、あなたはうぐいすさんと言われてぱっと脳内に浮かぶうぐいすさんのイメージ、このような姿ですか?

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そうそうこれこれ!
っと思ったそこのあなた、今日のこの記事でまた1つ賢くなりましょう。
これはうぐいすさんではありません。
 
本当のうぐいすさんはこちら。

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こちらの地味(失敬!w)な方がうぐいすさんなのです。

 

じゃあ上の鳥は?

というと、こちらはうぐいすさんによく勘違いされている
メジロさん。
名前の通り、「目の周りが白い」ですよね。
体の色も、うぐいすさんに比べて鮮やか。
このメジロさんは様々な場面で非常によくうぐいすさんに勘違いされているので、今日この記事を読んでくださった方は「メジロさんとうぐいすさんの目利きマスター」になったかと思いますw
ちなみにメジロさんの鳴き声は「普通に可愛らしい鳥の鳴き声」といった感じです。
 

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余談
 
うぐいすさんに関する花と言えば、花札のイメージや「梅に鶯」ということわざもあってか「梅」というイメージが一般的に強いかとは思うのですが、実際問題「暖かくなってきた春頃」に聴きますよね?
 
ということで、うぐいすさんは春になって暖かくなってきた頃に囀っているイメージがあるので、写真は梅ではなく桜をチョイスしてみました(途中何やら怪しいイラストもありますがそこは気にしないでください)。
「梅に鶯」ということわざの意味
取り合わせのよい二つのもの、よく似合って調和する二つのもののたとえ。仲のよい間柄のたとえ。
―故事ことわざ時点より引用

 「梅に鶯」というのは、「梅と鶯はセット」とか「実際に梅に鶯が止まっている様を表している」いうよりも、上記のような事を意味していたんですね。

はい、あなたはまた1つ賢くなった!w

 

 

P.S. ちょうど一年前にこの記事を書いたのですが、記事の中の私はもう既に3月中旬頃にはうぐいすさんの囀りを聴いていますね。だがしかし!今年(2017年3月27日現在)の私はまだ聴いておりません……。
  
 ※2017年5月4日追記※
そして5月4日今日現在まで、今年わたくしはまだウグイスさんの囀りを聴いておりません。。。
嗚呼、私の春はどこへ。
 
 
それでは、また。
 

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